三角点名  立 田 (タツタ) 山名  大平山
所在地  岡山市立田字伝兵衛塚
コード  TR35233062701 標高  191.44m
埋 標    明治24年4月21日
地上部  11cm 方位  正常 
概  況  各地にある大平山の中の一座。国道180号線の西辛川から北に入り、山陽自動車道の城山トンネル西口の大池の傍を通って北に進む。道は次第に狭くなるが、更に山裾を西へ進む。やがて視界が開け、山頂まで続く畑が出現。南に回って山頂に到着。
 三角点は、作業小屋の西にポツリと立っている。標示杭がなければ見逃してしまいそう。作業中の渡辺さんのお話では、時々自動車で登ってくる人が標石に車をぶつけるとのこと。そのためか標石の角が欠けている。
 山頂からは360度の展望で、高松城水攻めの戦史を思い出す。
 三角点標石に「頑張って!」と声を掛け、渡辺さんにお礼を言って山を降りる。(H19.12.24)



三角点は山頂の畑の中

山頂から北(最上稲荷)を望む

山頂から西【庚申山】を望む

山頂から東【金山】を望む

西辛川大橋から大平山方面を望む

山頂から南東(岡山ドーム)を望む


 <2回目>
  【名越山北峰】の探査を終えて北に向かい、一旦、標高140m付近まで下って登り返して西北に向かうと150m付近に古墳(石棺跡)?らしき物が有り、カメラに収める。更に進むと大岩があり、また下って登り返すと数個の大岩がある(吉備人出版の地図では、最初の大岩を「ポチ岩」、2番目を「まるこ岩」と名づけてあるが意味は不明)。更に北に回り込んで登り返すとやがて切り開きとなり、山頂は近い。前回(H19.12)訪れた時は畑であったが今回は草が茂っており、イノシシが通って草が倒れたところを辿って進むとやがて作業道に出合い、北に進むと白い三角点表示杭が建っている。その傍では三角点標柱が淋しそうに待っていてくれる。再会を祝して周りを整理して記念撮影。(往路:名越山北峰から約45分)

 山頂からの360度の眺めは格別であるが、特に西に見える高松城跡は、NHK大河ドラマの関係もあって感慨深い。しかし、前回お会いした渡辺さんの姿はなく、また作業小屋も壊れていて最近は使われていないようだ。これも時代の流れか一抹の寂しさを感じる。
 やや残念な思いをしながら往路を引き返す。(復路:名越山北峰まで約25分)( H 26.10.29 ) 

三角点も なんだか寂しそう!
 

 三角点から西(高松城跡)の展望

かつての畑は草ぼうぼう
 
三角点付近にも草が…

シッカリした山道
 
切り開きになると山頂は近い

土塁のような尾根筋を北西に進む
 
標高155m付近にある大岩

標高150m付近にある古墳(石棺跡)?
 
標高160m付近にある大岩

名越山北峰から大平山に向かう
 
尾根筋を下って登り返す