三角点名  日生山 (ヒナセヤマ) 山名  日生山 
所在地  備前市日生町寒河字学ノ谷
コード  TR3534029201 標高  230.61m
埋標日  明治24年 5月12日 方位  西向き   地上部   14cm
概  況  地形図には山名が記載されていないが、点名に合併前の旧町名が付いた山、敬意を表して訪れる。
 新池の堤防から山容を確めた後、新設工事中の県道:寒河新庄岡山線の道路脇に車を停める。砂防工事が完了した谷筋から取り付き、岩間を流れる水の音を聞きながら登っていく。途中、何度かシカの足跡と糞を見かけるが、鈴を鳴らしラジオを点けての来訪者には姿を見せず。谷筋を奥まで進み、更に尾根を目指して急坂を登る。尾根筋に出て東に廻り込むとやがて山頂。三角点標示杭が木立の中で白く見える。ヤッターと思わず声をあげる。(登り:約50分)
 標石は何故か角を損傷しており、一見しただけでは方位は分からず、残された刻字を読み取って方位を確める。
 山頂ではあるが木立が高くて展望は利かず。さればと近くの木に昇って東〜南を見渡すと、赤穂市の山並みが見える(海は見えず)。苦労して登った割には展望がイマイチで期待はずれ。「よくある事よ」と言い聞かせて往路を引き返す。(下り:25分)(H23.10.11)



尾根を東に廻り込むと山頂

木に昇って東(赤穂市)の展望

こんな奥にも石垣が……

谷筋を更に奥に進む

谷筋の取付口

荒れた谷筋を登っていく

新池堤防から見た山容(中央の奥から東に廻り込む)
   
新設工事中の県道脇空地に駐車