三角点名  秦 (ハタ) 山名  正木山
所在地  総社市秦字正木山
コード  TR25233052501 標高  381.07m
埋設日  明治21年1月14日
地上部   13p 方位  正常
概  況  久代から田広木集落を経て西回りで山頂に向かうコースもあるが、今回は、東から登る。
 厚生年金休暇センターに車を留め、舗装された車道を北西に進む。どんどん西進し、尾根筋で福谷からの道と合流した後しばらく進むと「中津宮」の石標。さらに展望が利かない無い山道を進み、石畳の参道を登り切ると、山名由来の【麻佐岐神社】。
 三角点は、神社の裏手80m付近の松と雑木の林の中にあり、雑草を刈り払ってカメラに収める。 展望は利かず、磐座に挨拶して往路を引き返す。(H16.01.30)

 <25.06.04>
 標石の方位等を再確認するため、9年振りに訪れる。今回は、時間の関係もあり、田広木集落に向かう途中、道脇の「水源かん養・土砂流失防備保安林」の案内標識板から右(東)の林道に取り付く。荒れた急坂の林道を慎重運転で登っていき、凡そ2.6q進むと、最近切り開かれたばかりの展望台入り口。広場に車を停め、100mほど東に進むと黒壁板張りの摩佐岐神社拝殿。いきなり参拝するのも躊躇され、一旦、東の参道を下り、改めて鳥居を潜って参拝。真新しい拝殿の内側に掲示されている由緒書きには、本年4月、氏子崇敬者の寄進により再建されことが記載されていた。
 奥に回って磐座にも参拝した後、北の三角点に向かう。その昔は、雨乞いのための広場だったとのことで、周辺は草が刈られており、その奥で三角点は待っていてくれた。方位等は正常で、最近は訪問客も増えて、喜んでいるよう!
 三角点の調査を終えて神社にお礼参りした後、林道に戻り、「総社市内1の展望ポイント」のプレートに魅せられて、展望台に立ち寄る。入り口から70mほど南に回ると展望が一気に開け、「看板に偽りなし」の絶景。しばらく、山頂からの眺望を楽しんだ後、往路を慎重に降って自宅に向かう。



三角点は松と雑木の林
(H16.01.30)

三角点周辺も整理されていた(H 25.06.04)

三角点の東にある【麻佐岐神社】磐座
( H16.01.30 )

周辺が整理され、綺麗になった磐座(H25.06.04)
 
旧式内社の麻佐岐神社の参道
( H 16.01.30)
   
今春新築されたばかりの拝殿(H 25.06.04
 
拝殿前から東の展望(H 25.06.04)
   
鳥居を潜って改めて参道を登る(H25.06.04)
 <田広木集落からのルート>(25.06.04)  
 
神社北100mに整備された展望台からの眺望
 
手造りの案内板 
 
保安林の標識板が目印
   
林道が荒れているので要注意