三角点名  山田 (ヤマダ) 山 名  阿部山東峰
所在地  矢掛町南山田字池ノ谷・浅口市鴨方町阿部山東
コード  TR25133740601 標 高  397.71m
埋標日  明治25年10月16日 方 位  北向き   地上 14cm
概  況  県道鴨方・矢掛線を北進し、峠近くの畠の中を尾根筋まで登る。その先は松と雑木の混合林。イノシシの掘り起こした跡はあるものの踏み跡も無く、30分ほど探してヤットのことで三角点を見つけ出す。明治25年の選点であり、その当時は眺望が良かったのが不思議に思われる。
 周りの雑草を刈り取ってカメラに収める。傍らには「砂防指定林・岡山県」の標石があり、眺望は全く利かない。「頑張ってネ」と声を掛け、頭頂部にタッチして傍を離れる。(H15.10.15)



砂防指定林の中にある三角点

開拓地はエニシダの栽培が盛ん


  <25.06.04>
 山仲間から、「三角点が見つからなかった」との話を聞き、10年振りに訪れる。杉谷池から約2.5q北上
すると、県道155号線が大きく左カーブがするが、これを直進してすぐ右(東)の舗装道に取り付く。20mほど
入り、今は空き家となった民家の横に車を停める。コンクリ道を30mほど下って民家の前を東南に延びる道
に取り付く。周囲には庭木になる灌木等の苗が育っており、その中を北に進む。凡そ15分で最奥の畑に到
着、作業中の地元の方に来意を告げ、林の中に入る。赤いテープの踏み跡を辿って進むが、倒木等も多く、
畑端から130 m 北にある三角点に着くのに5分強を要した。標石の周辺を整理してカメラに収める。
 それにしても、前回とは様変わりしており、キャンプしたついでにちょっと…と言うわけにはいかない。
 調査を終え、地元の方に挨拶して往路を引き返し、折角の機会なので、阿倍清明屋敷跡等を訪ねる。
 
三角点周辺のササ・シダなどを整理
   
標石は何故か北向き
 
畑の北端から林の中に取り付く
   
踏み跡を辿るも倒木など多し
 
畑の中の道を北に進む
   
最奥の畑で作業中の地元の方に挨拶
 
県道155への分岐を北に直進する
   
コンクリ道を下り、民家の前を東南に進む

阿部山キャンプ場付近から見た阿部山東峰の遠景