三角点名  ー 山名  鼓 山
所在地  岡山市北区立田・吉備津 (高松城水攻めの際の羽柴秀長の本陣跡)
コード  TR ー     標高  122m
概 況  高松城水攻め史跡の一つ、秀長本陣跡を訪ねる。国道180の立田バス停から北に入り、鼓山トンネルの南広場に車を停める。鼓山西登山口にある解説板を読んでから鉄塔巡視路に取り付く。いきなり、枯れた竹が進路を阻み前途多難を思わせるが、竹藪を抜けると普通の山道、凡そ10分で鉄塔29に着く。一息入れて鉄塔敷地南東から北東の斜面に取り付くが、ここがこのコースの一番の難所か?頑張って70mほど登ると道幅約2mの山道(散策道)に合流、凡そ10分で山頂に達する。(往路:約25分) 山頂一帯にはササが密生しており、その真ん中に「羽柴秀長鼓山陣所・本陣跡」の標示板が建っている。その裏(南)には大きな岩があり、秀長はここで戦況を眺めていたのかも? 秀長の気分になって周囲を見渡すが木立が高く、展望はゼロ。ならばと遺構を探して山頂を一周するもそれらしきものは発見できず、山頂の西南に「第二展望所」の標識があるが此処からも眺望は利かず、ザンネーン。

秀長が指揮を執った岩?

第二展望所の標識があるも展望は無

山頂はササの原っぱ

山頂に建っている標示板

鉄塔敷地の南東から斜面に取り付く

山道(散策路)に合流

枯竹が道を塞ぎ前途多難を思わせるが… 

鉄塔29から西の展望

旧山陽道 加茂付近から見た鼓山
 

鼓山西登山口 *クリックすると大


  <下り>
 山頂で小休止した後、南の杉尾集落に向けて降る。このコースは、ササが密生しているうえ急坂で滑りやすく、慎重に下っていく。幸い、道の両サイドには桜が植えられており、道を迷うことはない。凡そ10分で吉備津配水場の上端に着く。ここからはフエンスに沿って慎重に階段を下り、配水場入り口の車道終点まで降りて振り返ると鼓山の南面が見える。急な車道を凡そ5分降ると配水場進入口、鎖を跨いで下山完了。(下り:約15分)
 南山麓の杉尾集落から鼓山の南斜面を撮影していたところ、伯備線の列車が通過、慌ててシャッターを切る。満足感に浸りながら用水路の左岸を西に向かい(危険個所所あり要注意)、駐車場所に戻る。 (復路:約35分)( H 26.10.23)
 
急な坂道(両側には桜の植樹)
   
山頂から南:吉備津配水場への下山口
 
吉備津配水場(車道終点・登山口は右側)
   
フエンスの外側に階段がある
南山麓の杉尾集落から見た鼓山 *クリックで大
   
吉備津配水場への進入口