三角点名  ー 山名 虎倉山(コクラヤマ) 
所在地  岡山市御津虎倉字城山
コード  TR − 標高  327m
概  況  「虎倉合戦」や「虎倉物語」で知られる「虎倉城」、H19.5.26付け山陽新聞に「住民グループが地域おこしのため登山道を整備した」との報道があり、訪ねてみる。
 県道31号線を北上し、市場地区の常盤橋から山容をみて一層期待を膨らませ、バス停から北に向かう。手作りの案内板に従い、谷川を遡る。凡そ15分で分岐の指導標、右にとり沢筋を10分ほど登ると再度分岐の指導標、沢筋から離れ5分ほどで大きな「虎倉城跡」の解説版。小休止をかねて一読し、右に登ると「歓喜山」、更に登ると「空堀」、西に回りこんで10分ほど登ると待望の「本丸跡」。
 想像していたよりも狭く、標柱が立っているだけでやや期待はずれ。それでも「軒丸瓦」の破片等が置かれており、また、直径2mを越すマキの大木も数本あり、町指定の文化財である事の一端をみることができ、納得する。
 小休止の後、南下方の二の丸跡に足を踏み入れるも竹がびっしりで、まさに「ヤブの中」。遺跡らしきものは見つからず。往路を引き返す(H20.06.01)
 なお、三角点「虎倉」(C318.21m)は、南下方の出丸跡にあり。



本丸の東下にある空堀

本丸跡(軒丸瓦の破片あり)

谷川からの分岐

歓喜山
9合目付近にある解説版  *クリックで大

バス停から北に向かう

常盤橋から見た虎倉山