三角点名  ー 山 名   南山 (南山城跡)
所在地  倉敷市真備町川辺・船穂町柳井原        
コード  TR − 標 高  67m   (最高点は110m ) 
概 況  山陽新聞カルチャー講座「岡山の中世城館」で「南山城」が話題になったことから、総社市の友人宅を訪問した機会に訪れる。県道279号を南下し、南山橋を渡ると間もなく左手に工事現場が広がる。カーブの手前の空地に車を停めて南進し、登山口にある工事説明版を読んでから参道の石段に取り付く。先ずは水別水天宮・明和大明神に参拝した後、仮設の梯子を登っていくと「発掘中につき危険」とのプレートがあるが扉が開いていたので注意しながら登って行く。5分ほど登ると発掘現場に着き、「こんにちは!」と大声で挨拶するも返事はない。もしやと思い更に奥に進んで挨拶するも人影は見えない。昼食時で下山されているようだ。諦めて引き返そうとしたとき、関係の方が登ってこられ、来意を告げると「もうすぐ先生が登ってこられますよ」とのこと。暫くすると岡山県古代吉備文化財センターの方が登ってこられたので挨拶すると「虎口跡」や「竪堀」のことなどを懇切に教えてくださる。そのうち発掘作業が始まったので、お礼を言って急いで下山する。
 改めて工事説明版を読んで昨年の豪雨災害の事に思いを馳せ、小田川合流点付替え工事が早期に完了し、2度と災害が発生しないことを念じながら帰途に着く。(2019.06.18) 
以下の地図・写真はいずれもクリックで大

 
登山口にある工事説明版 
 
 石段を登る
登山口に鎮座する水別水天宮・明和大明神
 
梯子を登って行く
ステップが設けてある
 
ステップを登って行くと発掘現場
至る所にブルーシートが張られている
 
曲輪跡から北東を望む
北斜面に残る竪堀
 
西側の堀切
高梁川上流河川敷から見た発掘現場