三角点名  ー 山名  虚空蔵山
所在地  笠岡市吉田
コード  TR − 標高  260m
概  況  「笠岡十名山」の一座【妙見山】のある「吉田の森」を訪れた際、「名勝虚空蔵山」の看板に魅せられて探査する。
 案内板では林道から100mと標示されているが、山頂の手前から北西に下るようロープが張られており、これに従って50mほど降りると屏風のような大岩がある。これが行者岩らしく、手前に「千手観音菩薩」、続いて岩穴に第66番札所の「虚空蔵菩薩」が鎮座している。
 心静かにお参りして更に西に向かうも、途中から道はなくる。止むなく木に捉まりながら尾根を目指す。ヤットのことで尾根に登り、山頂標識を探すもそれらしきものは見当たらず、岩がゴロゴロしているのみ。
 展望も利かず、さては案内板にあった「名勝」とは、行者岩と菩薩2像のことかと悟る。
 改めて往路を引き返し、行者岩の菩薩2像にお礼参りして、「吉田の森」駐車場に向かう。(H21.03.07) 

虚空蔵山の頂上

山頂から東(吉田の森)の展望
 
行者岩

虚空蔵菩薩(寛政9年=1797)
   
千手観音菩薩(文化15年=1818)
 
虚空蔵山への進入路
   
「吉田の森」展望所から南西(虚空蔵)の展望