三角点名  ー 山名  金屑山 (カナクソヤマ)
所在地  鏡野町越畑
コード  TR ー 標高  650m
概  況  中島篤巳著「岡山県百名山」に紹介されている一座。麓の三鏡神社にお参りしてスギ林の中を進むと、鉄山村の名残を偲ばせるスラグ(金糞)のボタ山。これが地元で言う「金屑山」。「ヤマ」に会えたとはいえ、何となく物足りなくて尾根に登って東に向かうと釜跡らしきものが残っている。更に尾根筋を歩き回ってみるが特に変わったものは無く、やや期待外れ。谷筋まで降りてボタ山に挨拶し、製鉄の神様と言われる金屋子(カナヤゴ)神社に向かう。
 1.5kmほど北上すると道路脇に金屋子神社。祠は6本の杉の間の鎮座しており、中に御神体の スラグが祀られている。しばしその昔を偲び、近くの池に咲いたハスを愛でて家路に向かう。(H18.08.31)



尾根筋にあった釜跡?

金屋子神社の御神体↑


←道路脇に祀られていた金屋子神社

坊ヶ市集落から望む金屑山(真ん中)、後は【角ヶ仙】(右)