三角点名  茶臼岳 (チャウスダケ) 山名  城 山
所在地  総社市秦字城山
コード  TR45233053701 標高  190.68m
 埋標日   昭和33年11月14日
地上部  15cm 方位  正常 
概  況 <1回目>(H17.03.13)
 豪渓橋の南橋詰に鎮座する【石畳神社】に参拝し、裏の山道を登る。尾根筋をひたすら登っていくと展望台(荒平山城跡)が見えてくる。三角点は展望台の手前50mのところにあるが、周辺には雑木等があり眺望はイマイチ。
 ならばと、展望台まで登って眺望を楽しんだあと、往路を引き返す。

 *荒平山(アラヒラヤマ)城跡(解説板要旨)
 永享年間(1429-40)に地元の豪族、河西氏によって築城された。備中兵乱の際、河西氏が三村氏に味方したため、天正3年(1575)毛利方の小早川隆景に攻められ、城主河西之秀は城兵の助命を条件に降伏、開城し、讃岐に落のびた。これ以降廃城となった。



三角点は展望台への登山道の脇

展望台から南(高梁川)を望む

 秦廃寺跡から見た城山

展望台から東(総社市内)を望む


<2回目> (H27.01.08)
  茶臼嶽】の探査を終えて北に向かい、急坂を20mほど登るとフラットな尾根道、東に進んで北に回り込むと再度の急坂、これを登りきると三の丸跡の標識、続いて二の丸跡、そして荒平山城本丸跡に到着。山頂には展望舎が設けられているが先ずは三角点に挨拶するため、北に進む。凡そ50mほどで散策道脇の三角点に10年ぶりに再会する。(茶臼嶽から約10分)
 標石の周りを整理してカメラで撮影した後、展望台に戻る。今回は北西に【鍵山】もはっきり見ることができ、更に西斜面を40mほど下って古井戸も確認することができた。
 山頂からの展望を楽しんだ後、往路を引き返し、【茶臼嶽】で古墳を測量中の専門家から詳しい説明を聞き、1丁グロ古墳にも立ち寄って歴史遺産を満喫した。

急な坂道を登って行く
 
荒平城三丸跡

荒平山城本丸跡(展望台)
 
展望台から北に進む

散策道脇にある三角点
 
標石は異常なし

方位も正常
 
三角点付近から東南の展望

荒平山城跡から北西【鍵山】の展望
 
 荒平山城跡の西40mの谷にある古い井戸
 
サントピアから見た城山(中央) 茶臼嶽は左の松の影