三角点名  川上 (カワカミ) 山名  天神山 
所在地  岡山市東区瀬戸町南方      (北峰は「南方城跡」)
コード  TR4523400501 標高  87.67m (頂上は146m)
 埋標日   昭和46年5月8日
地上部  11cm 方位  正常 
概  況  <H22.02.21>
 「瀬戸町森林公園」の【展望の丘】(B238.1m)から総合運動公園まで下り、次は天神山の三角点探査。先ずは山頂を目指して「のびのび広場」南東から急坂を登る。凡そ10分で稜線に達し、踏み跡を探しながら北西に回り込む。5分ほどで山頂らしき地点に到着。山頂の標示を探すもそれらしきものは無し。赤いテープをつけて記念撮影。
 次は三角点探査。踏み跡もなく、悪戦苦闘しながら西に高度を下げ、雑木の中から三角点を発見。嬉しさの余り歓声を上げる。(山頂から約15分)
 標石の周辺を整理して記念撮影。草木が高く展望は利かず。小休止の後、小枝を整理しながら遊歩道に出て総合運動公園に下る。(三角点から下り約10分、三角点探しだけなら、このルートでOK)

天神山の頂上:南峰(146m)
 
三角点は遊歩道から約10m入る
   
三角点は雑木の中
  

三角点から北東(山頂)の展望
   
三角点から南東の展望

遊歩道(H50m)から西の展望
 
「のびのび広場」からの取り付き口

*クリックで大
 <H31.04.04>  
 天神山全景 *クリックで大
 <三角点峰> 
 志路山】の探査を終えて北上し、総合運動公園に至る。多目的グランドの駐車場に車を停めて三角点の探査。今回はトイレの東の遊歩道から取り付くが道は荒れており、足を取られ顔をシバカレながら登って行く。しばらく頑張るとやや歩きやすくなりやがて三角点への取り付き口。林の間を約10mほど入ると三角点が待っていてくれる。標柱のトップにタッチして再会を喜ぶ。(登り:約10分)
 今回も展望は殆ど利かず、本峰探査もあることから、早々に引き返す。

遊歩道への取り付き口 
*クリックで大
   
荒れた遊歩道を登って行く
 
歩き易いところもあるが…
 
遊歩道から左斜面に取り付く

三角点が待っていてくれる
 
三角点標柱は元気 *クリックで大
 <北峰〜本峰> 
 三角点峰の探査を済ませ、西池のほとりを通って南山麓の祠の裏に車を停める。安全祈願してから西に回り、一番奥の民家の西から登山道(参拝道)に取り付く。落ち葉を踏みしめながら登っていくと約10分で分岐、右手(北)の祠に再度安全祈願して左(南)の鉄塔巡視路に取り付く。急坂を頑張って登ると鉄塔4に出合う。展望を見ながら小休止して元気を回復し、再び急坂に挑んで山頂(北峰)に達する。フラットな山頂の南寄りに社が建っており、どうやらここに「南方城」があったらしい。(登り:約25分)
 山頂の南無天神大菩薩様に安全祈願してから裏(南)の林に突っ込む。予想以上のヤブコギとなり、10mごとに赤いテープを付けていく。それでもコシダになるとやや開けて歩き易くなり、やがて本峰(南峰)に辿り着く。(北峰から約15分)。
 山頂は立木が茂り、展望は全く利かない。また、前回(H22.02.21)つけた赤いテープを探すも見つからず、諦めて天を仰ぎ、往路を引き返す。(北峰まで約10分)
 
北山麓の祠(裏に車を停める)
   
民家の西を奥に進む
 
落ち葉の登山道(参拝道)
   
鉄塔巡視路の分岐
小さな祠 *クリックで大
   
鉄塔bS
  北峰(南方城跡)にある社 *クリックで大
 
祠の裏を南に向かうも大ヤブコギ
   
コシダを過ぎるとやや開ける
ヤットのことで本峰(南峰)に辿り着く  *クリックで大
 
展望は全く利かず
   
天を仰ぐのみ
西池の東から見た天神山北峰(頂上は鉄塔の奥) *クリックで大

   南方城の概要(要約)  出典:「瀬戸町誌」昭和60.1.12瀬戸町 発行
 城主を日置孫三郎(一書には孫一郎)と伝える。伝承によれば「日置氏の祖は九州の大友氏に属する士であったが、嘉吉の乱では足利義教に属して戦死した。その後、孫三郎がこの村の南城の段に居城していたが後勢を失ってこの村の士族になった。池田氏が備前に封ぜられると、その家臣に日置氏があるので、それを憚って大岩に改姓した。なお、宗堂にあった日置の池は昔、日置氏の領地であったから名付けたもので、この池も同様に日置氏を憚って、「へけ池」と云った」という。