三角点名  大森山 (オオモリヤマ) 山名  大森山
所在地  岡山市東区瀬戸町塩納字妙月堂
コード  TR45234101401 標高  240.73m
 埋標日   昭和40年7月12日
地上部  20cm 方位  正常 
概  況  瀬戸町には「オオモリヤマ」が2座あるが、今日の目標は西の大森山。県道254号線の尾坂峠を西に入り、2つの溜池の傍を通って、一番奥の「榎本工房」前の空地に車を停める。
 前庭で遊ぶエミューと放し飼いのチャボに挨拶して東の山に取り付く。踏み跡もなく、全くのヤブコギ。木立の中を地形を確めながら、ひたすら山頂を目指す。凡そ20分で山頂。
 そこには立派な石垣に囲まれた妙見大菩薩の社殿。鳥居や灯篭、石碑を見ると、いずれも江戸・明治時代のものばかりで往時の賑わいが偲ばれる。
 敬意を表して参拝した後、三角点を探すと、境内下の段の東南隅にひっそりと待っていてくれる。 木立に囲まれ展望は利かず。
 境内南に鳥居があり、正式な参拝道は南と思われるが、西には鉄塔42の管理道が延びており、手入れも行き届いているようだ。更に鉄塔管理道は、境内裏(北)を通って東に延びているが、本日は時間の都合もあって往路を引き返す。
 駐車場所まで降りてザックを整理していたところ、工房主の榎本氏が帰ってこられ、挨拶をすると、倉敷で開催される個展の案内状を頂く。(H22.02.21)



三角点は境内の東南端

堂々たる石碑(天保4年=1833建立)

妙見宮西80mに建つ鉄塔42

妙見大菩薩の鳥居(文久2年=1862建立)
 
榎本工房の前庭で遊ぶエミュー
   
榎本工房の入り口