三角点名  大富 (オオトミ) 山名  大富山
所在地  瀬戸内市邑久町大富字大厳山
コード  TR45134709501 標高  50.50m
埋 標   昭和50年 4月18日
方 位   正常 地上    11cm
概 況  今年初めての三角点探査。県道231、224を経由してJR赤穂線大富駅付近から山容を確かめた後、【大富八幡宮】東参道口に車を停める。地元の方に挨拶して急な参道を登っていくと凡そ5分で狛犬さんが迎えてくれる。拝殿で「家内安全」を祈願した後、南に回り込むと一気に展望が開け、約80m進んだ南斜面に白い三角点標示杭が見える。近付いて計測してみると、流石に方位等は異常なし。
 山頂からの展望は抜群で、南西には西大寺の市街地、南東には田園地帯が一望できる。また山頂一帯には桜が植樹されており、将来は桜の名所になりそうだ。
 展望を楽しんだ後、八幡宮北東の小高い丘に登ってみると「経塚」の案内板が立っており、「鎌倉時代の仏教信仰の所産」とのこと、そういえば、南北朝の頃、大富太郎幸範が八幡宮を改築するとともに、大富山に光明寺城(大富城)を築いたという案内板を麓で見た。そんな昔を偲びながら、西に延びる車道を下っていき、南回りで駐車場所に戻る(復路:約15分)。
 地元の方に御礼を云って、次の【新田】に向かう。(H 26.01.04)



山頂南斜面にある三角点
 
三角点から南西(西大寺)の展望

拝殿の前を南に回り込む
 
山頂北東にある鎌倉時代の経塚

山頂に鎮座する八幡宮
 

*クリックすると大
 
東の参道口
   
急な石段を登って行く
  
大富集落から見た山容(東側面)