三角点名  浮龍山 (オキリョウザン) 山名  浮龍山
所在地  美咲町(旭)江与味字浮龍山北平
コード  TR 45233363201       標高  318.26m
埋 標    昭和50年 6月18日
地上部  13cm 方位  正常
概 況  お彼岸で実家(真庭市:旧落合町)の墓参を済ませて帰る途中、訪れる。
 県道370沿いの江与味:原集落の北端から西進して大山集落に至り、集落の奥から南に周り込んで峠(標高約270m)付近の民家の前に車を停める。
 靴を履き替え、ホース格納庫・電柱(オオヤマブン48)の傍から東の坂道に取り付く。滑り易い坂道を登って行くと左右には墓地があり、墓石には「天保」の刻字も見える。5分ほどでフラットな山頂、先ずは大師堂(本尊:薬師如来)に手を合わせた後、周辺を見回すと、東南の自然林際に三角点表示杭が見える。近づいて周りを整理し、カメラに収める。
 三角点は方位等正常で、地元の人に大切にされているようだ。しかし、木立ちが高くて展望は利かず、境内の稲荷大明神に参拝した後、往路を引き返す。
 駐車していた道路脇の高台から北東を見ると、遠くに作州の山並みが見える。山座同定をした後、北に下り、東に回り込んで南を見れば「浮龍山」の山容がはっきり見える。作業中の地元の方に山名の由来を尋ねたが確かなことは分からず、ただ地元では「オキロヤマ」と呼んでいるそうだ。いずれにしても珍しい山名であり、何か謂れがありそうなのだが……。(H27.09.23)



峠の民家の前に車を停める(左は「消防水利」)

ホース格納庫・電柱の傍から東の坂道に取り付く

急な坂道は滑りそう!

坂道の傍には墓地がある

墓地の奥はフラットな山頂 

山頂に建つ大師堂
(加茂第45番奥の院)

大師堂の前方約10m地点に標示杭が見える 
   
標示杭の側には三角点
がある
 
方位等は正常 

峠付近から北東の展望 
   
北から見た「浮龍山」の山容