三角点名  三星山 (ミツボシヤマ) 山名  三星山
所在地  美作市(美作)明見字中三星
コード  TR45234410101 標高  233.44m
 埋標日   昭和32年7月20日
地上部  18cm 方位  正常 
概  況  山名に魅せられて登頂を思い立つ。国道374号線を北上し、湯郷温泉を過ぎ、美作中央病院の空地に車を留める。郷土史家によって立てられた「三星城史」の解説版を読み、水飲場で喉を潤し、整備された林道を登り始める。100mほどで明見稲荷への分岐、安全祈願して本道に戻り、50mほど登ると忠魂碑への分岐。ここはスルーして更に奥へ進む。植林の中につけられた林道をジグザグに登っていくと凡そ20分で林道終点。
 正面の急な斜面には「天」の字焼きに準備された白い提灯が見えるが、ここは東に回り、「旧井戸」を訪ねる。凡そ3分で苔むした井戸に到着。深さも相当ありそうで「立入禁止」の張り紙。更に東に進むと北東の展望が開け、やがて東からの登山路と合流。急な山道を5分ほど登ると一の丸跡。思ったより狭く小さなテレビアンテナが立っているのみ。展望も利かず、北西に伸びる尾根を少しダウンして登り切ると二の丸跡。三角点が青い顔をして待っていてくれる。
 流石に眺望は抜群で、360度見渡すことができる。とりわけ北斜面には「天」の字焼き(8月3日)のため準備された白い提灯が太陽に映える。
 西に連なる三の丸跡への縦走は時間の関係で今回は断念。急斜面をロープを伝って降り、満足感に浸りながら林道を下り、忠魂碑に「平和」を祈願して山を降りる。(H20.07.26)



三角点は二の丸跡

二の丸跡から見た市役所

東の展望所から見た明見地区

二の丸跡から見た総合運動公園

勧請が1200〜1300年代といわれる明見稲荷

本丸跡に建てられた忠魂碑(S3)

梶並川左岸から見た三星山

二の丸跡斜面に準備された「天」の字焼の提灯