三角点名 | 木村山 (キムラヤマ) | 山名 | 木村山 |
所在地 | 総社市八代 | ||
コード | TR45133759501 | 標高 | 200.88m |
埋標日 | 昭和31年12月3日 | ||
地上部 | 12cm | 方位 | 南西向き(220°) |
概 況 | 麓の【神(ミワ)神社】に参拝した後、八代大池の脇を通って南西に進む。5分ほどで分岐。道標(右・やくしみち)に従って右手に進むも、やがてササに埋もれて道はなくなる。やむなく右の斜面に取り付き、雑木の中をひたすら登る。サルトリバラに刺され、小枝に顔をしばかれ、四苦八苦しながら稜線まで辿りつく。 すると、稜線には南西からの微かな踏み跡があるではないか。これ幸いとしばらく行くと真新しい三角点標示杭。(登り:約40分) ヤット逢えて標石を確めると、四等にしてはやや大きめ(13.5cm)、不思議に思い、東面を見ると「5」とあり、北面には「公共」、西面には「岡山」の刻字、明らかに国土地理院の三角点標石ではない。しかし標石の頭頂部には例の「シール」が貼ってあり、しばし? 木立が高く展望が利かないので、少し(8m)北に進んだところ、もう一つの標石を発見。肩まで掘って確かめたところ紛れもなくこちらが四等三角点。刻字番号も「点の記」と一致。周りを綺麗にしてにしてカメラに収める。 更に20m程北に進んで展望を確めた後、北斜面へ下って行くもオオヤブのため諦め、再度山頂に戻って稜線を南下する。 一部ヤブコギしながら15分ほど下ると大岩があり、お堂があった。八代地区の文化財でもある「朝間薬師」。しばし下界の展望を楽しんだ後、整備された参道を下る。奥の池の脇を通ってドンドン下っていくと登りの際出出合った道標、「右」に進んだのが間違いで「左」に行けば「薬師如来」まではスムーズに行けたのに……と悔やむことしきり。凡そ30分で神神社、お礼参りして帰途に着く。(H22.01.16) |
こちらが正式な三角点標石 |
こちらは公共(岡山県)の標石 間違って立てられた標示杭 |
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三角点北から北西の展望 |
三角点北から北東の展望 |
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標高150m付近にある朝間薬師 |
大岩に祀られた薬師如来 |
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東山麓に鎮座する神(ミワ)神社 |
八代地区から見た山容 |