三角点名 | 古見 (コミ) | 山名 | 若林山 (ジャクリンザン) | ||
所在地 | 真庭市(落合)古見字棗ヶ平 | ||||
コード | TR35233467301 | 標高 | 483.90m | ||
埋標日 | 明治25年 6月 7日 | 方位 | 南南東 | 地上部 | 12cm |
概 況 | お寺の山号がそのまま山名となった山(正式な山号は「楉林山」)。【③古見山】の探査を終えて訪ねる。河内小学校から北に向かい、麓に移転した「瑞景寺」の横を通り、「右 瑞景寺道 是ヨリ11丁」の道標に従って参道を登っていく。昭和50年に竣工した表参道は急坂ではあるが盆前とあって草刈がされており、車での登坂も可能。8合目付近まで登ると、旧瑞景寺の境内。横の広場に車を止め、先ずは旧本堂に参拝し、続いて奥の秋葉様(日除け・盗難除け)に参拝して駐車場所に戻る。 改めて、旧本堂横に設けられた荒れた作業道を登っていく。凡そ15分で山頂。突き当りにはNTTの電波塔が立っており、三角点はその手前の右手(東)の電柱の傍。作業道からは標示杭が見え難いので、作業道からも見えるように周りを整理してカメラに収める。 三角点からは、周囲の木々に邪魔されて展望は利かない。そこで、三角点から50mほど下って南東を展望すると、中国道を車が往来するのが良く見える。そういえば、その昔、山頂付近に砦があったことも頷ける。そして、戦国戦乱の時代、瑞景寺が、西の篠向城と東の岩屋城の両方から数回焼き討ちに逢ったとの話を聞いたことを思い出しながら駐車場所に戻る。(H23.08.05) |
三角点は電波塔敷地の南5m |
周辺を整理して記念撮影 |
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目標となるNTTの電波塔 |
作業道の突き当たりにあるNTTの電波塔 山頂から50mほど下った山腹から東南の展望 |
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駐車場から見た旧瑞景寺の本堂 |
旧本堂横の作業道を山頂に向かう |
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山奥の旧瑞景寺への参道 |
旧瑞景寺に残っている結界石(安政4:1857) |
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釜谷集落から見た山容 |
山麓に移転した瑞景寺 |