三角点名  下 村 (シモムラ)  山名  鉄砲山
所在地  岡山市瀬戸町下
コード  TR35234008301 標高  165.79m
 埋標日  平成21年11月5日  ( 旧:明治24年5月13日)
地上部  10cm 方位  正常 
概  況  <H17.05.11>
県道西大寺・山陽線の下地区から東に入り、頂上を目指す。山頂は公園になっており、展望もよく、休憩所等も整備されており、多くの市民に親しまれている。
 三角点は公園中央にあり、石柱は工事の際、事故にあったのか角が欠落している。折角の晴れ舞台で皆さんに見ていただくのに痛々しい感じがして何とも気の毒。

 <H 27.02.11>
 10年ぶりに訪れたところ、三角点は改埋されており、方位も正常(南向き)であった。「頑張ってね」とタッチして、本日最初の目的地【竜王山】に向かう。

*「鉄砲山」の由来等 (H18.12.5瀬戸町教委発行「瀬戸町歴史事典」要旨)
 江戸時代、この山から東の三谷山までは禁猟区で頂上には制札杭が建っていた。本来の山名は「鞍掛山」であったが、いつの間にか「鉄砲杭」と呼ぶようになり、そのうち「杭」が省略されて「鉄砲山」となった。 
 山頂には円墳が2基、東西に並んであったが、東側の古墳は消滅し、西斜面(NTT反射塔付近)には弥生土器片が散布している。この古墳からは鉄刀の柄に鉄鏃が銹着した副葬品が出土している。

 
H17.05.11現在 (方位は北向き)               H27.02.11現在    


三角点は山頂公園の真ん中

山頂公園からは眺望よし

江西小学校から鉄砲山を望む