三角点名  大 山 (オオヤマ) 山名  高妻山
所在地  矢掛町矢掛
コード  TR35133746801 標高  379.75m
埋標日    明治26年4月
地上部  20cm 方位  正常 
概  況  <H20.02.24>
 東の奥迫からのルートもあるが、今回は矢掛高校の西北から林道高妻線で山頂に向かう。山頂一帯は森林公園になっており、案内板や遊歩道もよく整備されている。林道終点から西に5分ほど登ると頂上。
 三角点は石仏の南約6mの遊歩道の脇で静かに待っていてくれる。南東10mには矢掛町無線中継施設(アンテナ)が立っており、山頂には「展望台」の立札がたっているものの北を除いては眺望はイマイチ。
 北の山並みを見て山名を調べるも明確にはわからず、三角点に別れを告げ、町民の森、野鳥の森、ふるさとの丘、学園の森を経て東の倉見岳へ。途中、やまびこ峠から南に瀬戸内が展望でき、倉見岳からも東の展望が楽しめる。



三角点は雑木の中

三角点の東南にある無線中継施設

三角点の奥にある石仏

山頂から北を望む

やまびこ峠からは瀬戸内海が見える

東の倉見岳

倉見岳から南東を望む


 <H26.09.14>
 「みつがしわ山の会」の例会候補地の下見を兼ねて訪れる。今回は、薬師堂北西の駐車場に車を停め、案内板に従って本堂裏の登山口から取り付く。しばらく登ると岡山市内から訪れた2人組に合流し、ここからは3人連れの山行となる。道中、登山道まで伸び出した小枝や倒木を整理しながら凡そ35分で大岩(6畳岩)に到着。小休止して展望を楽しんだ後、「山頂まで1q」の標識に励まされて登りを再開。立ち休憩を繰り返しながら凡そ25分で「希望の丘」に到着。周辺は笹や草が刈られており、地元の熱意に感謝する。ここからは緩やかな登りとなり、凡そ15分で「町民の森」に到着。案内標識に従って北に50mほど登ると右手(北東)に矢掛町地域防災無線中継局のアンテナが見え、間もなく山頂。その手前で待っていてくれた三角点と6年半ぶりの再会を喜ぶ。(往路:約90分)
 山頂からの展望はイマイチで、樹間から北の「育成牧場」が見える場所を探して昼食を摂る。
 
三角点は山頂(石仏)の直下約6m
   
山頂から北東「育成牧場」の展望
 
凡そ500m登ると「町民の森」(標高約360m)
   
アンテナが見えると間もなく頂上
 
更に500m登ると「希望の丘」(標高約320m)
   
緩い傾斜を登っていく
 
急な坂道を登っていく
   
凡そ700m登ると「6畳岩
 
南西尾根コースの登山口のある薬師堂
(駐車場は西奥)
 
登山口は本堂の裏 *クリックすると大
 
矢掛東町から見た高妻山の山容(中央奥) 
  <下り>
 昼食を済ませて下山開始。「町民の森」から南の「交歓の森」へ下っていき、「もみじ谷」から「こだまの森・龍王岳」へと進む。「こだまの森」からの眺望は抜群で思わず 「ヤッホー!」と歓声を挙げる。更に南に見える「龍王岳」に向かって下っていく。「龍王岳」の看板の後ろの大岩(約8m)に登るのは危険と仲間の声に制止されて止む無くトップに登るのは断念し、付近から東の展望をカメラに収める。分岐まで戻って「記念の森」方面に向かう。コルまで進み、登り返すと「記念の森」だが今回はスルーして南に下っていく。ここからは登山道がかなり荒れていて、倒木を避け、小枝を整理し、クモの糸を払いながらの難行となる。途中、山道が崩れ、かろうじて青いテープを探しながら進むところも数か所あり、予想以上に時間を要した。やがて周りが竹藪となると麓も近く、凡そ60分で瑞雲寺裏の集落道に合流する。ここからは今日の山行を語り合いながら西進し、矢掛高校の東で2人と別れて駐車場所に戻る。(復路:約85分) 
*「龍王岳コース」はやや難点ありか?
 
「もみじ谷・龍王岳」へ直進する
 
「交歓の森」を下っていく 
 
「こだまの森」(標高約310m)からの眺望は抜群
   
「こだまの森・龍王岳」へ進む
 
「龍王岳」(標高約280m)付近から東の展望
   
「龍王岳」の大岩に登るのは危険が伴う
 
瑞雲寺奥の下山(登山)口
   
分岐を東「記念の森」に向かう