三角点名  牛文 (ウシブミ) 山名  桂 山
所在地  瀬戸内市長船町牛文字割山
コード  TR35234012001 標高  187.29m (頂上は245m)
 埋 標   明治24年6月1日
地上部  5cm 方位  北向き 
概  況  山名に魅せられて訪ねる。県道83号線沿いの干田川を渡り、山麓北西の共同駐車場に車を停める。50mほど南に廻り、大規模霊園への進入口を登る。5分ほどで霊園の上端。眼下の集落を見て、いよいよ登山開始。
 最近付けられた赤いテープに導かれて雑木林の中を登っていく。標高100m付近には大きな岩がゴロゴロ。その昔は信仰の対象になっていたのかも?ドンドン登っていくと赤いテープが横に張られており、三角点が近いことを知る。その奥にササと雑木が刈り掃われ、中心に真新しい三角点標示杭が見える。標石は首まで埋まっており、少し周りを掘って確認すると紛れもなく三等三角点。しかし何故か北向き。周辺は木立が高く展望は全くない。(登り:約35分)
 桂山の頂上は245mであり、三角点はその中腹にあるが、どんな理由があったのか?
 謎の解けないまま、赤いテープを補充・修正しながら往路を引き返す。
 駐車場所まで戻り、改めて東の馬塚古墳を見学して昔の生活を偲ぶ。(22.01.07)



三角点は雑木・ササの中

標高100m付近にある岩石

墓苑の上端から見た土師地区

北西の取り付き口
 
取り付き口の東にある馬塚古墳
   
土師地区から見た山容