三角点名 | 塩ノ内 (シオノウチ) | 山名 | 五本地蔵山 |
所在地 | 久米南町塩ノ内字釜ヶ谷 | ||
コード | TR35233371901 | 標高 | 427.83m |
埋 標 | 明治25年4月19日 | ||
地上部 | 22cm | 方位 | 正常 |
概 況 | 「点の記」に従い、【金刀比羅山】(C479.62m)から西進する。白いテープに沿って坂を下り、南西に進む。マッタケ時期には入山禁止のテープが果てしなく続く。第1の分岐を左にとり、右に桧の植林を見ながら山林境界を西に進むと、やがてピーク464mの東中腹に至る(金刀比羅山頂より約20分)。 ここから左にとり、迂回するように南西に進む(注意しないと見逃す恐れあり)。 左右のテープの間を進み、標高432mの東を過ぎると右手西斜面に第1の地蔵尊(頭部欠落)が見える。近づいて両手を合わせた後、山道に戻り、注意しながら進むと第2の地蔵尊。こちらはほぼ完全なお姿。ここでも両手を合わせてご加護を祈り、更に南西に進む。やがて右手の作業道との分岐、これを見送ってなおも南西に進むと第3の地蔵尊、こちらは台座から外れていたので立て直して更に進む。第2の分岐から凡そ30分で、道端に先端のない白いポールの根元が見える。脇の木に赤いテープが巻かれており、これに従い西北に10m程入ると三角点標石が待っていてくれる。(金刀比羅山頂から凡そ50分) 三角点周辺は、木立が高く展望はなし。西方から、衆議院選挙の候補者の必死の声が聞こえる。小休止の後、往路を、赤いテープを補充し、倒木を整理しながら引き返す。 それにしても、明治25年設置の三等三角点であるが、訪れる人は少ないようだ。その一因は「点の記」に「金刀比羅山」からのルートが書かれているが、西方には広域農道が整備されており、この広域農道からのアプローチに修正されると、訪問者も増えることだろう。ただし、マッタケ時期は入山禁止であることをお忘れなく!(H21.08.23) |
三角点は松・雑木山の山頂 |
第3の地蔵尊 |
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第1の地蔵尊 |
第2の地蔵尊 |
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マツタケ山への入山禁止のテープ |
山道の右側は「塩ノ内住民会」 |