三角点名  畠田 (ハタケダ) 山名  高山
所在地  備前市新庄字高山東
コード  TR35234005901 標高  92.74m
埋標日  明治24年 6月 5日 方位  南西向き   地上部  19cm
概  況  県道69号線から東に向かい、【天神宮】前に車を停める。先ずは安全祈願した後、西鶴山小学校前から山容を確め、歓喜天への参道に取り付く。木立の中の参道を、クモの糸を払いのけながら登っていくと凡そ10分で歓喜天の境内。立札を見ると「旧和気郡88ヶ所第19番」とあり、地元の信仰も篤いようだ。境内の稲荷社脇に椅子が置かれており、そこから北を見ると、市街地が一望できる。
 小休止の後、南へ一旦下り、登り返すと西峰、5mほど高くなった山頂には三角点が待っていてくれる。(登り:約15分)
 しかし、標石の頭頂部の角が一部損傷しており可愛そう。周辺に切り倒されたナラやクヌギが積まれており、これらを伐採した際に怪我をしたのかも?
 城跡等の遺構を探すも見つからず。ならばと山道を西に下り、四方に目を配りながら南に回り込むと西谷集落に出る。農作業中の地元の方に挨拶すると、今は88ヶ所巡りをする人は少なくなったが、古墳が多く、岡大等で発掘されたりしているとのこと。お礼を言って山裾を北に向かい、忠魂碑(大正14年建立)に黙祷を捧げて駐車場所に戻る(下り:約20分)。サアー次は【B日生山】だ。(H23.10.11)



境内の稲荷社横から北の展望

三角点は西峯(本丸跡?)

参道はくクモの糸があるものの歩き易い

東峯にある歓喜天

天神社

歓喜天への参道口

北の畠田地区から見た山容
   
南の西谷集落から見た山容