三角点名  高丸山 (タカマルヤマ) 山名  高丸山
所在地  高梁市成羽町下原字高丸 
コード  TR25233141101 標高  541.35m 
埋標日    明治26年12月7日
地上部  13cm 方位  正常  
概  況  <H16.04.03>
 県道倉敷・成羽線の上日名地区・福松集落へ向かい、のどかな山里を迂回して林道高丸山線終点に車を留める。植林地の作業道をしばらく行くと平坦な山頂に三角点の標識が見える。近づいてよく見ると標石の頭頂部が一部欠けているもののこれまで頑張ってきた風格さえ感じられる。
 地元の古老(大塚翁)の話では、植林時は笠岡の神島が見えていたとのことであるが、現在は植林が育って展望はイマイチ。



三角点は植林の中

一帯は平成3年林業公社施行の植林

高丸山南の長閑な集落にはコブシの花が咲いていた(最奥に見えるのが高丸山)


  < H26.06.14>
 「岡山の山百選」の踏破を目指している山仲間に誘われて久し振りに訪れる。ガイドブックには川上町臘数からのルートが紹介されているが、H22.2に調整された「点の記」に従って今回も成羽町上日名・福松から登ることにする。
 最奥の民家で作業中の青年に近況を尋ねると「林道は荒れており、通行不可」とのこと、少し奥の道路脇空地に車を停める。装備を整えて出発し、林道を5分ほど進むと十字路、直進して暫く登ったが誤りに気づいて十字路まで引き返し、改めて左(北)に進む。林道には軽四の車輪の跡も残っているが相当荒れており、四駆でも余所者には無理。凡そ25分で三叉路、小休止して左(北)に延びる林道高丸1号線を進む。凡そ10分で再度の分岐、ここから左(北西)に進み、凡そ10分で右(北東)の木に赤テープが付いているのを発見、ここから斜面に取り付く。赤テープと踏み跡を探して登っていくと凡そ5分で山頂に到着(往路:実50分)。
 三角点の周囲を整理し、倒れた標識(字は消えて読めず)を立て直して記念撮影。
周辺は植林が育って展望は全く利かず、10年前とは予想以上の変わり様に驚く。
 往路を引き返す途中で昼食を摂り、道端に咲くオカトラノオ・ウツボクサ・ササユリ等を鑑賞しながら駐車場所に戻る。(復路:昼食時間を除き45分)

 高梁市街地まで戻り、折角の機会なので【鶏足山】に向う。
 
山頂(直径約5mのスポット)にある三角点
   
標石にはタグが付けられている
 
林道から右(北東)斜面に取り付く
   
自然林・植林の中を登っていく
 
三叉路を左(高丸山1号線)に入る
   
三叉路を左(北西)に入る

オカトラノオ              ウツボクサ                 ササユリ

福松集落の奥から林道に取り付く 
   
荒れた林道には軽四の轍があるのだが…