三角点名  田殿 (タドノ) 山名  大将ヶ陣山
所在地  美作市(美作)田殿字大将ヶ陣
コード  TR25234414501 標高  331.53m
埋標日  明治23年 5月-日
 地上部  14cm 方位    南西向き
概  況  山名に魅せられてこれまで2回挑戦したが何れも途中敗退、今回は山仲間のY夫妻の応援を得て3度目のチャレンジ。特に今回はGPSを持ってきてくださり、何としても発見したいと意気込む。南海集落の公民館前で落ち合い、軽四(4駆)に同乗させて貰って西に向かう。標高差の少ない山中で作業道は至るところで分岐しており、その都度GPSで確認しながら進む。南海公民館から凡そ1.5kmの地点で車を停め、ここからは歩いて西に向かう。作業道を500m程西進して北斜面への取り付き口を探すもそれらしき印はなく、止む無く見当をつけて突入する。2mを越える笹や潅木の中を大ヤブコギすること約20分、笹に覆われている三角点標示杭を発見して思わず「あったー!」と歓声をあげる。(往路:約45分)
 標示杭の周辺には大きな桧(径35cm)と松(径25cm・20cm)が倒れており、その下に埋もれていた三角点標石を発見して救出作戦を開始。鋸、ナタ、鎌等を使って奮闘すること凡そ40分、綺麗になった標石を囲んで感動の記念撮影。
 立ち木が高く展望は全く利かない。また、「美作国の山城」(津山市教育委員会発行)には、「曲輪6つの連郭式山城、山頂に墓石2基あり」と記されているが、大ヤブの中、それらしきものは発見できず。
 小休止した後、往路を引き返す。ルンルン気分で冗談も交り、会話も弾みことしきり…(復路:約35分)(H24.06.24) 


倒木に埋もれていた三角点標石


約40分かけて周辺を整理する
 
立木が高く展望は利かない

山頂を目指して大ヤブコギ
 
笹等に覆われている三角点標示杭を発見

大きな倒木が横たわる作業道
 
作業道から北の斜面へ取り付く
 
作業道を西に向かう
 
作業道は次第に荒れてくる