三角点名  両山寺山  (リョウザンジヤマ) 山名  二上山
所在地  美咲町両山寺   
コード  TR15233377101 標高  688.89m 
埋 標    明治20年12月27日               (2014.03.13標高改算)
地上部  15cm 方位  正常 
概  況  両山寺の二上杉に敬意を払い、右手の鳥居を潜って階段を登ると二上神社。参拝した後、神社右手の尾根を5分ほど登ると東峰の頂上に達するが展望は利かず。
 少し戻って分岐を下り、車道を右に10分ほど登ると西峰。山頂には国土建設省やテレビ局の電波塔が林立している。
 三角点標石は、鉄塔フェンスの傍で頑張っているが、肩身が狭そうだ。しかも、肝心の「一等」の刻字部分が補修されており、何とも痛々しい。(明治時代の証人をもっと大切に扱ってほしい!)
 展望も利かないので、下方の「天邪鬼(アマノジャク)の重ね岩」や「夫婦岩?」などの奇岩を鑑賞して、気を鎮める。(H15.09.17)


     
鉄塔フェンスの傍でちょっと寂しそう

←山頂には電波塔が林立          

二上神社前から黒岩高原を望む

←両山寺境内にある樹齢2000年の二上杉


 <H25.05.09>
 経過観察のため、10年振りに訪れる。 今回は、山頂まで自動車で上がって電波塔脇の空地に車を止める。
 三角点はやはりフエンスの脇で待っていてくれたが、気になっていた 顔面(表示面)の一部が欠落していた。やはり、接合がうまくゆかなかったのか? 周辺を整理して、今後とも頑張ってくれるよう激励する。
 下山して、両山寺に参拝し、引き続いてのご御加護をお願いした後、満開のシャクナゲを鑑賞する。

三角点はフエンスの奥
 
顔面の一部が欠落

山頂への道
 
山頂から南の展望

作州三大名刹の両山寺
 

境内には色とりどりのシャクナゲが満開