三角点名 | 白木 (シラキ) | 山名 | 美倉山 【高倉富士】 | ||
所在地 | 高梁市高倉町田井字ミクラ | ||||
コード | TR 45233242501 | 標高 | 425.68m | ||
埋標日 | 昭和54年 7月 1日 | ||||
方 位 | 未確認 | 地上 | 未確認 | ||
概 況 | 日本地名大辞典」(角川書店発行)では、地名「高倉」の由来となった、地内第一の絶景と紹介されており、「ふるさとの富士」を募集した富士市によると、高梁市商工観光課から「美倉山」が推薦されたとのこと。そこで、富士山が世界文化遺産に登録されたこの年に訪ねてみることに。 高梁川沿いの国道180号を遡り、それらしき山容の見える場所を探すもイマイチ納得するまでには至らず、対岸の押野集落から見て一応納得して国道180号に戻る。白木地内から南の野原集落に通じる市道に入り、山王宮に参拝した後、最奥の民家の前から山容を再確認する。 「点の記」の記述に従い、やや戻って市道から西の集落道に入り、畑で作業中の古老に来意を話す。しかし、「高倉富士」の名は聞いたことがなく、また、昭和30年頃には美倉山頂上に通じる「木馬道」(木材搬出路)もあったが、今は登る人もいないので道はないかも……とのこと。やや不安がよぎるが、集落道の肩に祀られている石仏の前から山道に取り付く。しばらくは細い山道が残っているが次第に踏み跡もなくなり、やがてヤブコギとなる。ヤブコギは最初から覚悟はしていたものの、大ヤブコギとなり、加えてブト(ブユ)の群にもひつこく付き纏われ、100mほど登った地点でついにギブアップ。今回は登頂を諦め、山王宮に挨拶して帰途につく。( H25.09.20) |
最初は竹藪の中を登っていく |
次第にヤブコギとなる |
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集落道の肩に祀られている石仏 |
山道への取り付き口 |
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山王宮に安全祈願 |
最奥の民家の前から見た山容 |
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高梁川左岸の押野集落から見た美倉山【高倉富士】の山容 |
<地名(高倉)の由来> 「日本地名大辞典」(角川書店発行) 明治22年、田井村と飯部村・近似(ちかのり)村の各一部が合併して「高倉村」が成立。地名:高倉は、 地内最高の山である田井の高室山(現高村山553.7m)と第一の絶景である美倉山にちなみ、両山か ら1字ずつ取って付けられた。 |