神社名  元恩寺
鎮座地  和気町原
 大きさ   90×55×102
 年 代   不祥
 作 者  不祥   寄進者 「備前市伊部 土井正道」
備 考  県道96号を東進すると、道路傍らに立派な案内板が立っている。門を潜り、石灯篭の並ぶ参道を北に進むと、本堂前の広場に、神社で見かける狛犬と異なる真白いライオン風の像が一対。一見大理石かと思い、近づいてよく見ると、どうもそうではないようだ。寄進者は備前市の方で、地元で製作されたのかも?ご参拝の上、是非ご覧頂きたし!


                                        
寺院案内(縁起書
 元恩寺は、天平勝宝年間(749〜756)、報恩大師が開創した備前48ヵ寺の一つで、現本堂裏山の榎谷に建立されていた。その後、康保2年(966)に播州書写山の信源上人が巡錫の途中、現在地に移転し、堂塔伽藍が整備され、36坊が甍を連ね、大いに栄えていたという。(中略)。     
 本堂の厨子内には、四天王に囲まれた11面観音(平安時代中期)が安置されている。病難・災難を救うとの御誓願から多くの人々が参詣し、古くは腫れ物の神様として、近年は安産御符の授与があり、子宝に恵まれるとの御利益があることから、参拝する者が多い
阿弥陀如来像は昭和32年1月23日 町指定文化財)