神社名 和忠神社                   (岡山県神社庁加盟
鎮座地 神郷町釜村字和忠


製作年 弘化 3?(1846)
製作者 不詳
大きさ 50×30×65
備 考  県道新見・多里線沿いの神郷保育園の北に鎮座する神社。
古社らしく、鳥居も2基あり、狛犬も2対設置されている。いずれ
も来待石で風化が著しく、正確な設定年代は不明(石灯篭から
設置期を推測)。狛犬は、当地方に多い「構え型」であるが、尾
が直立型であるのは初見。明治以降の「構え型」の尾は、背中
まで反り返り、豪華に造られており、その意味からもこの狛犬は
江戸末期の作と思われる。

 
  神社に関する伝承    (岡山県神社庁 「岡山県神社誌」)
 本神社は、安永6年(1777)9月6日に釜本村厳島神社の御分霊を願主世話人下和忠
浅右衛門外5名で勧進した。領主 関備前守長誠が御本殿の建立費を寄進した。旧号を
「三柱妙見宮」と称し、明治初年に修理した。昭和27年6月に彦野神社を合祀して、和忠
神社と改称した。