神社名 | 小田草神社 (岡山県神社庁加盟) | |
鎮座地 | 鏡野町馬場 | |
狛 犬 |
製作年 | 文化 7(1810) |
製作者 | 不詳 | |
大きさ | 57×37×60 | |
備 考 | 国道179号線を東に入った山麓に鎮座する神社。参道入り口には、平成元年作の狛犬がいるが、この狛犬は、拝殿に通じる石段の下で先輩として頑張っている。細いシッポが特徴。年月を経て、顔面等の一部が損傷しているのが痛々しい。 |
神社に関する伝承 (岡山文庫 193 「岡山の氏神様」) 当社の御神体は龍穴である。昔から、神社の南に「小田草池」という池がありその近くに龍穴と呼ばれている穴がある。穴の口経は三尺、深さは測り得ずここに龍神が千年前から住んでいて、ある日の夕方、村人に「ここに廟を建て奉祀せよ」と託した。そこで村人が相談して勧進したという。氏子らは未だかってその穴を見ることはできず、社家齊藤家の屋敷内の建物の下にあって、社家の後継者のみが拝することができると伝えられている。 |