神社名  中島惣社
鎮座地  大阪市淀川区西中島5丁目
備 考  新大阪ワシントンプラザホテルで高校の同窓会が開かれた際、早目に上阪して参拝した神社。立派な社殿は昭和43年に改築されたもので、拝殿前の狛犬さんもその時奉献されたようだ。
 東の相殿前の狛犬さんは、昭和62年生まれの若者。
 東北に鎮座する「大将軍社」には2対の狛犬さんがいるが、拝殿前の狛犬さんは現代もの、唯一、鳥居後の狛犬さんは寛政7年生まれで見ごたえがある。
 ただし、石質がもろく(来待石?)、剥離が始まっており、コンクリートで補修はしてあるが、なんとも痛々しい。戦争を耐え抜いた証として、末永くお守りいただきたいと心を込めて祈願した。(H22.06.06)

@ 拝殿前  昭和43年(1968)   H100
       

A相殿前  昭和62年(1987)  H75
      

B大将軍社 鳥居後  寛政7年(1795)  一部コンクリート補修
       

C大将軍社 拝殿前  年代不詳  H67 
   
                  
神社由緒
 当社は、第36代光徳天皇白雉2年(651)難波豊崎宮に宮居し給う頃の創立にして、五穀豊穣を斯の神に祈らせ給い、田園多く下し給う社で、古え、中島郷48ヶ村の親宮として、重きをなしたる旧社である。                 
 摂津誌に、山口神祠呼んで「惣社」と云う。摂津名所絵図に稲荷社「中島惣社」と記されている。