神社名  船川八幡宮      (岡山県神社庁加盟) 
鎮座地  新見市新見


製作年  文久 1(1861)年10月
製作者  不詳
大きさ  92×40×135   (ァmゥw)
備 考  旧県社の風格が漂う威風堂々の狛犬。来待石で細工も一流。残念ながら作者は不明。
 拝殿前にある阿像が玉乗り、吽像が身構えの狛犬(万延2年=1861)も珍しい。



     
   拝殿前 万延2年(1861)正月  作者:不詳    高さ:63p  

    神社に関する伝承    (岡山文庫 「岡山の氏神様」)
 当社では、9月の下旬になると酒造殿で古式ゆかしく千人分の「どぶろく」が仕込まれる。秋の大祭に供えられるもので、4百年の伝統を持ち、現在、神社で酒造りが認可されているのは全国的にも珍しい。また、大祭前夜には釜12個が立てられ、湯立神事がある。大祭当日には、神輿の御神幸に先駆けて、「大名行列」があり、沿道には清め塩が盛られ、氏子らは軒先で土下座をして行列を拝むので「土下座祭り」とも呼ばれている。なお、女、子供は座敷の上で拝んでもよいと言われている。