神社名  八出八幡宮      (岡山県神社庁加盟
鎮座地  津山市八出        


製作年  寛永 2 (1849)
製作者  不詳
大きさ  95×50×90
備 考  道奥の神門前で迎えてくれる。阿像は牙を剥いて吠えており、学問の神様と言うこともあって、身が引き締まる思いがする。 
 奉納されてから約150年、引き続いての警護をお願いする。 

  

     神社に関する伝承             ( 「縁起書」)
 菅原道真公の父是善が、天安元年(857)美作国司として赴任されたが、この時、当地方では病気が流行っていた。このことを聞いた菅公は、父の病気を心配して京都から見舞いに来られた。しかし、父の病気は既に治っていたので、安心して帰ろうとされた。ところが、里人は別れを惜しんでこの地に留まって貰うよう懇願した。そこで、菅公はこの地の観音寺に留まって、木工に自分の像を刻んで貰い、「汝、この像を観ること吾を観る如し」と里人にその像を渡して遂に帰京された。里人は、菅公の恩徳を慕い、祠を建ててこの像をお祀りした。菅公が八日間留まって居られたので、この地を「八夜御出村」と呼んでいたが、省略して「八出」というようになった。
 *神社の概要は【津山瓦版】にも載っているよ!