神社名 | 八幡宮 (岡山県神社庁加盟) | ||
鎮座地 | 岡山市尾上 | ||
狛犬 | 製作年 | 不詳 | |
作 者 | 備前伊部住 木村新七郎貞清 | ||
大きさ | (ァ像) 55×38×67cm | ||
備 考 | 表参道の石段を登りきると両サイドで備前焼の狛犬(宮獅子)が迎えてくれる。先ずは「家内安全」を祈願し、本殿を一巡してから狛犬の調査。 阿像は口の一部が破損して欠落しており、吽像も耳の一部が破損しているが、全体的にはバランスも良く、阿吽の特徴も良く表現されている。作者名を探すと「備前伊部住 木村新七郎貞清」と刻まれており、「なるほど」と納得する。 境内は綺麗に掃除されており、解説板を読んで氏子の皆さんの篤い信仰心に心を打たれる。(H29.09.18) *写真はいずれもクリックすれば大きくなります。 |
シッカリと警護している * | 両サイドで迎えてくれる * | |
狛犬の解説板 * | 表参道の鳥居 * | 作者の銘 * |
<令和3.8.23> 本日付け 【山陽新聞】に、備前焼作家木村玉舟氏により、顔部分の欠けた備前焼の狛犬を修復したとの記事が掲載された。木村玉舟氏と云えば【吉備津彦神社】の宮獅子を修復された陶工、早速現地を訪ねてみる。しかし、残念なことに狛犬さんにはビニールが掛けられており、修復状況等は確認できずザンネーン!改めて参拝することを約して神社を後にする。(令和3.8.23) |
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R3.8.23現在 *クリックで大 | ||
<令和3.10.28> 秋季大祭(10月第3土・日曜日)も済んだようなので、改めて参拝する。予想通りビニールの覆いは取り外され、表情豊かな狛犬さんが迎えてくれる。破損していた箇所は精巧に修復され、一見しただけでは修復箇所は分からない。流石は備前焼の伝統技法を受け継がれた木村玉舟氏のすご技、大いに感服する。氏子の皆さんも、さぞお喜びになったことでしょう! |
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R3.10.28現在 *クリックで大 |