神社名 三尾寺    
鎮座地 新見市豊永赤馬


製作年 不詳(江戸?)
製作者 不詳
大きさ 55×36×60
備 考  豊永台地の北端(旧北房町との境界)に立つ古刹。高校時代のクラ
スメイトから、本殿を解体修理中で未公開の狛犬を拝観できる絶好の
チャンスとの朗報を得て急ぎ参拝。一見して備前焼かと思われたが左
にあらず、木造と聞きビックリ。なるほど、ひび割れを見て納得。
 しかし、かなりの重量感もあり、さぞや名工の作と思われる。
 阿吽の違いを特と御覧アレ!(阿像にはmのシンボルあり) (H19.3)

            

           

        

 寺院に関する伝承          (山陽新聞 「岡山大百科辞典」)
真言宗古義派の寺院。山号は如意山。本尊は千手観音、脇侍は不動明王、毘沙門天(いずれも
国指定重文)。神亀4年(727)行基が開山。大同2年(807)弘法大師が中興したと伝える。以後、真
言密教の道場として栄え、本坊(蓮浄院)のほか12坊を数えたが、応仁の乱のとき伽藍に放火され
消失したという。その後、永禄2年(1559)に英賀郡呰部庄(現真庭市北房町)丸山城主兵部大輔勝
資が本堂(県指定重文)を再建、慶長9年(1604)に松山城番小堀作介(政一)から寺領10石の寄進
を受けたという。