神社名 | 高野神社 (岡山県神社庁加盟) | |
鎮座地 | 津山市二宮 | |
狛 犬 |
製作年 | 文久 2(1862) |
製作者 | 不詳 | |
大きさ | 73×41×100 | |
備 考 | 中心部から院庄に向かう市道の北沿いの丘に 鎮座する神社。東参道の随神門の前で、高い台 座の上から睨みを利かしている。 木造高麗犬は県指定の重文。 |
神社に関する伝承 (今昔物語) 昔、高野神社の近くに住む長者が子授けの祈願をしたところ、女の子が生ま れた。やがて成長して美しい娘になったが毎夜ひそかに近くの川面に行き、そ の姿を映していた。これを不審に思った下女がその後を追ってみると、娘は大 蛇であった。このことが露見するや、娘は近くの亀ケ淵に姿を消してしまった。 その後、大蛇が現れては人畜に害を与えたり、お宮の宇那堤の森に建ってい る鳥居の神額の金箔を舐めたりした。そこで、村人達は神額に毒を塗り、つい にその大蛇を退治したという。その塚は、いまも神社裏に前方後円墳として残 っている。なお、当神社の神額は藤原行成の筆と伝えられ、国指定の重文。 |