神社名 箆取神社        (岡山県神社庁加盟
鎮座地 倉敷市連島町西之浦


製作年 文政 10 (1827)
製作者 不詳
大きさ 50×25×70
備 考 東参道に据えられており、年代の割には損傷
も少なく、素朴な姿をしている。シッポもシンプ
ルで、あまり細工をされていないのがよく似合
う。  

  

 神社に関する伝承   (岡山文庫193 「岡山の氏神様」) 
 壬申の乱(672)の頃、神社の前の海上に箆の御神紋が顕れたので、箆取
大権現と称した。その後、神の使いしめのキツネが現れ、水難、火難、盗難
のおそれがあるときは必ず吠えて知らせてくれたと言う。キツネの好物の揚
げ物が多く供えられている。