神社名 宗形神社          (岡山県神社庁加盟
鎮座地 吉井町是里         


製作年 大正 14 (1918)
製作者 不詳
大きさ 63×30×66
備 考  県道周匝久米南線を北に入った高原に鎮座する
旧県社。姿・形は普通の狛犬であるが、吽像は何
故かうすい赤色をしている。さては、特産の是里ワ
インでも飲んだのか?               

  

 神社に関する伝承             ( 「古事記」 )
 昔、仁徳天皇が淡路島から吉備国に行幸されたとき、大層可愛がられていた
黒日売は、山方村に祀られている神社で天皇をお迎えし、ご馳走を作ってもてな
した。帝は大いに欣ばれ、「山方に 蒔ける菘菜も吉備人と 共にし摘めば 楽し
くもあるか」と詠まれた。そして天皇が帰京されるとき、黒日売は「倭辺に 西風
吹き上げて雲離れ 離き居りとも 我れ忘れめや」と詠み、別れを惜しんだという。
(黒日売の伝説は、津山市山方、山手村西郡幸山、倉敷市中庄黒崎山県等に
もあり)