神社名 琴浦天神社      (岡山県神社庁加盟) 
鎮座地 倉敷市児島唐琴      


製作年 明治 27(1894)
製作者 窪田米造黄雲
大きさ 68×37×84
備 考  顔の大きさに比べ、耳が長いのが特徴。素材
が来待石のため、全体の印象は何となく優しく
感じられる。弟が素盞鳴神社(倉敷・木見)にい
る(明治36年作)。


 神社に関する伝承     (岡山文庫193 「岡山の氏神様」)
 菅原道真公が九州太宰府に左遷される途中、児島琴浦に泊まられた。村人は
歓待し、夜明けの一番鶏が鳴くまでお引き留めする予定であった。しかし、どうし
たことか、鶏が時刻を間違えて早く鳴いたので、お別れが早くなってしまった。
 それ以後、この村では鶏を飼わぬ風習が生まれ、この地に菅公を祀ることとな
った。