神社名 荒戸神社        (岡山県神社庁加盟)
鎮座地 哲多町田淵        


製作年 弘化 2 (1845)
製作者 大竹村 宮 万吉
大きさ 75×32×63
備 考  県道北房井倉哲西線を北に入った山麓に鎮座する神社。お馴染みの玉乗りスタイルではあるが、吽像もやや口を開いているように見えるのと、タテガミの彫り方がシンプルなのが特徴。
 本殿は県指定の重文、荒戸山全体が植物や地質の自然博物館、是非一度御参拝を!

   

 神社に関する伝承           (「岡山神社誌」)
 正中元年(1324)に荒戸山に勧請されたが、火災により焼失した。嘉吉2
年(1442)現在地に奉遷し、京都の吉田家から荒戸山正三位修正大明神
の尊号を受けた。荒戸山に居城を構えていた高橋宗康は神威を畏み、馬
酔木城に遷リ、荒戸山を御神林とした。