神社名  八幡神社        (岡山県神社庁加盟) 
鎮座地  笠岡市真鍋島        
備 考  笠岡諸島の南端にあり、定期船で渡る。中世士族である真鍋氏が領主的支配者としていた島で、岩坪の背後には古城跡がある。真鍋島港から海岸沿いに北東に約1kmに行くと八幡神社の西参道。厳しい狛犬さんに迎えられ、石段を登っていくと若々しい狛犬さん、更に随身門前では風格のある狛犬さんが迎えてくれる。「走り神輿」の賑わいを思い浮かべながら参拝し、北参道に回って降りると、そこにも古老の狛犬さんが頑張っていた。

@随身門前 天保10(1839) H60 ァ角ゥm
     

A西参道石段上 昭和61(1986) 作者不詳  H77
     

B西参道口 明治8(1875) 尾道石工 寄井 H83
      

C北参道石段上  平成2年(1990) 作者不詳  H92
         

D北参道口 年代・作者とも不詳  H90 ァmゥw
         

               

神 社 案 内
 
創建は元禄5年(1692)4月、もと大島大明神と称したが、その後、真鍋島八幡神社とした。文政12年(1829)に社殿を再築。明治4年、社格お定めにより六島氏神となり、明治12年、村社に列格した。元禄9年(1696)から始まった「走り神輿」は、市重要無形民族文化財に指定され、当日は、ハッピ姿の若者達が3基の神輿の速さを競い、大勢の島民や観光客で賑わう。以前は旧暦の8月15日に行われていたが、平成17年から、若者らが帰省しやすいGWに変更されたとのこと。