神社名 快神社 (本宮の八浜八幡宮は岡山県神社庁加盟
鎮座地 玉野市八浜


製作年 不詳
製作者 不詳
大きさ 43×25×56
備 考  県道岡山玉野線を西に入った両児山の山頂に鎮座する八浜八幡宮の摂社。狛犬は来待石のため損傷が著しく、製作年も風化して読みとれないが、玉垣等から推察して相当古いものと思われる。山頂で風雨が強いが、社叢に守られて頑張っている。

  
    神社に関する伝承  (縁起書)
 昔、八浜の海岸に大きな材木が流れ着き、その木の中から妙なる音楽が聞こえ
たので割ってみると衣冠束帯の老翁が現れたのでそれを祀ったのが快様である
という。慶長年間(1596〜1615)には藩主池田公の世継ぎ誕生の祈願が行われ、
生まれたのが新太郎光政公である。社殿の妻飾りの彫刻は巧みで、天狗の反対
がお多福、カブラの反対が二股大根となっており、男女を現した「こころよし」の意
味と言われている。