神社名 | 八幡宮 (岡山県神社庁加盟) | ||
鎮座地 | 備前市坂根 | ||
備 考 | 坂根集落の山麓に鎮座する神社。参道を進んでいくと、初めに最近よく見かける石造の狛犬が迎えてくれる。一礼して奥に進み、石段を登って塀内に入ると、今度はやや変わった感じのする備前焼の狛犬(宮獅子)が迎えてくれるが、先ずは本殿に参拝してから狛犬の調査。 宮獅子は、頭部と前脚部分はよく見かけるスタイルではあるが、横に回ってみると、胴体と後脚部が通常より大きくて太い。そして何よりも奇妙に感じたのは、頭部・前脚部と胴体・後脚部が分かれており、これをワイヤーで繋ぎ止めていることだ。腰部には「昭和46年11月、知加選作」と刻まれており、細工物陶芸家として有名な「木南知加選」の作であることが解る。 そういえば社殿の鬼瓦をはじめ、軒下の彫刻等も他では見られない力作が多く、この宮獅子も新しいスタイルへのチャレンジなのかもしれない。 |
* クリックで大 (頭部と胴体部の接続 部分に注意、ア像も同じ) |
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